血統証明書とは、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)に血統登録された同一犬種の父母によって生まれた子犬に対して発行されるもので、人間に例えると「戸籍」のようなものにあたります。純粋犬種は、この血統証明書によって、本犬、両親から祖先まですべて同一の犬種であるということが証明されなければなりません。 (ジャパンケネルクラブより抜粋)
犬種には、それぞれ理想の姿を定めた「犬種標準(スタンダード)」があり、固定された形態や特徴は、はっきり判別できるものでなくてはなりません。これらの形態や特徴はすべて両親から受け継いだものであり、またその両親も、それぞれの両親から受け継いできたものなのです。(ジャパンケネルクラブより抜粋)
当舎が原本ではなくコピーのお渡しをする理由について

血統書名義変更の禁止
当舎のようなシリアスブリーダーは血統書の説明にあるように
犬種標準に準ずるミニチュアシュナウザーを作出する為に
海外のブリーダーと協力してブリーディングを行っています。
血統書とは本来その犬、本犬の血統を証明するものですが
過去、本犬ではない犬に対して血統書の偽造が行われたり
契約上、繁殖は禁止と約束したにもかかわらず、守らない
飼い主様が多く存在する事は事実として横行しております。
海外のシリアスブリーダーと厳しく契約を交わし
交配させて頂いているのに、私が譲渡した仔犬が
自由交配されてしまうと、その仔犬の先祖犬も公に
晒されることになり、契約違反となります。
長年の努力が無駄にならないためにも、特に自由交配や
血統書の偽造を防止する為に血統書はご希望される方には
コピーをお渡ししております。
血統書の名義変更をせずとも、譲渡した子は飼い主様の
可愛い家族に変わりはありません。
トラブル防止の為にも、ご理解頂きますようお願いいたします。
202t5年7月 Cherry Field 犬舎主 植木 弘美